2016年にリリースされたスマートフォンゲームアプリ『PokémonGO』(ポケモンGO)をご存知でしょうか。

公式webサイトはこちら↓
『Pokémon GO』公式サイト

日本では2016年7月22日、サービス開始直後の盛況と混乱で有名になりました。

間接的に任天堂の取引高と株価が急上昇、その後平均価格に戻った(下落)という事もありました。

ポケモンGOの「ポケストップ」「ジム」の位置情報。
「やせいのポケモン」発生条件は『Ingress』の情報を利用しています。

そして私はIngressのエージェントです。

Ingressのエージェントは、人類の文化に触れる

坂本神社八幡宮の神馬像
ポータル申請した『神社境内の神馬像』

  #Ingressを簡潔に説明せよ 
ENL(緑)とRES(青)の2陣営に所属するエージェント(プレイヤー)が地球全土でオンライン陣取りゲームを繰り広げています。

Ingress公式webはこちら↓

このゲームアプリは、全プレイヤーが共通の内容で活動しています。

運営元に登録された実在する地点をプレイヤー間で争奪。

地点同士をリンク(LINK)とよばれる線で結び、さらに３か所を三角形になるように結ぶことでコントロールフィールド(CF)を作成。

CFの面積に応じてマインドユニット(MU)とよばれる得点が加算され、地域(セル)、地球全域(グローバル)単位でスコアが集計されます。


目標は各自で決める

Ingressにはエージェントのレベルと実績メダルがあります。

レベルに関しては、アイテム使用の前提条件があるのでLV8を目指すことになります。

実績メダルは、LV8から先のレベルアップに必要となります。

LV8以上は極端な差がないため、好きなように活動することになります。

成長上限はLV16となっておりますが、実績メダルのランクアップを継続するエージェントは珍しくありません。

今日も世界のどこかで、それぞれの目標を抱いてエージェントが活動している。

エージェントになるために必要なもの

Ingressのスマートフォンアプリは、無料で利用することができます。
必要なものは以下のとおり。
  • インターネットに接続できるGPS機能付きモバイル端末
  • Googleアカウント
  • SMS認証に必要な電話番号(不要になりました)
課金アイテムはありますが、必須ではありません。

モバイルバッテリーと充電ケーブル(1m程度)は用意しておきましょう。


一般的なスマートフォンであればGPS機能は標準装備されています。

Googleアカウント(Gmailアドレス)は１３歳以上から登録・利用が可能。
これが事実上の年齢制限となっています。

この機会にゲーム専用アカウントの新規作成をおすすめします。
エージェントプロフィールの公開時に便利です。

不正防止のためSMS認証が必須。
これを実施しないと、レベルとアイテム所有数が規制されてしまいます!
2018年5月時点でSMS認証は廃止されている。との指摘を受けました。

スキャナー(モバイル端末)を持って移動しよう

アプリのインストール、SMS認証が完了したら行動あるのみ。

チュートリアルで基本操作を習得し、最寄りのポータルを目指すことになります。
ポータルを目指せ
最寄りポータルへ移動しよう

ポータルは人類の文化そのもの

実際にポータル現地に訪問すると、何らかの人工物を見つけるでしょう。

それは信仰の対象であったり、芸術品などのモニュメント、歴史の記録碑かもしれません。

また、公共性が高く交流の場となる建物も対象です。

ここで注目してほしいのは自然物はポータルとして認められないということです。

すばらしい自然の景観ではなく、その案内板がポータルとなっている事は多々あります。

人類が到達して活動の記録を残した地点。

富士山山頂はもちろん、南極点にもポータルがあります。


人口密集地が有利

かつて、私の地元には数か所のポータルしかありませんでした。
ポータル申請された対象が少なかったのです。

市街地まで移動すればまとまった数がありましたが、日常的にアクセスするには遠かった。

過疎地にはメリットもありましたが、基本的にポータル密集地に近いほど有利。うらやましい

 理想的なのは、日常的に複数のポータルにアクセスできる環境です。
ポータル密集地
JR中津川駅周辺のポータル

ポータル過疎地はどうする?

2018年現在、ポータル申請と承認が順次進展しています。
全体的なポータルは増加しました。

しかし、生活圏に数か所しかない地域は不利です。

状況を打開するには、工夫が欠かせません。
  • エージェントレベル10になり、自力でポータル申請する
  • SNSでアクティブなエージェントを誘致する
私は気が付いたらLV11になっていたので、ポータル申請する活動を進めました。

SNSで呼びかける場合はハッシュタグを活用しましょう。
例文はこちら↓
#ingress #イングレス 
#ポータル申請 お願いします!
(希望する地域の情報)
(ポータル申請の対象物)
各地を移動している高レベルエージェントが、あなたの希望を実現してくれる。かもしれない

ポータル申請の対象物は、地元住民の知識・経験を生かして発見しましょう。

申請の判断基準はこちら↓
ポータル候補の基準

承認された対象

神社仏閣の本殿・鳥居・祠(ほこら)・記念碑・史跡の案内板

信仰の対象、過去の記録である石碑は積極的に申請しましょう。

却下された対象

私有地の置物・地域公民館(区倶楽部)・店舗看板(電話番号付き)・地域デザインのマンホール

私有地の物品は確実に不許可なので要注意!!

地元の公民館2件は不許可でしたが、他地区では承認された事例があります。


歩くことによる気分転換

勤務先が構内勤務なので、屋外の空気に触れる機会がない生活でした。
それでもIngressを起動すれば、ついつい徒歩の距離が伸びます。

季節や天候によって、同じ場所でも多彩な景色が見えてくる。

ポータルを訪問すれば、明治・大正時代に建立された石碑もありました。

公園には季節の花が咲き、城跡には観光客が訪れます。
見慣れた世界に、新たな発見がある。
それがIngressの魅力です。
あなたの周りの世界は、見たままのものとは限らない。